西三河T様邸 風が通り光が届く、回遊できる夫婦二人の住まい
施工データ
―施工期間
130日間
―築年数
50年
―広さ
63㎡
プラン・施工上の工夫
既設柱は可能な限り残し、耐震性を考慮して必要な壁は補強しました。
LDKはぐるりと回遊できるプランです。ご夫婦二人が長く過ごすことになるLDKは、別々の作業をしていてもお互いの気配を感じることが出来ます。
また、対面式で光が届かなかったキッチンは、東側の壁付けI型に変更して、朝の光を受けながら食事を作っていただけます。
動線を単純にし、北面のパウダーコーナーから南面リビングと、洗面所からリビングは、サッシやドアを開け放てば一直線で風の通り道ができます。
サッシは上部に取付し、室内に日差しを採りこみ易くするパッシブデザインです。
オリジナル漆喰の壁と無垢材の床の内装で、安全で心地よい空間になりました。
トイレ前のパウダーコーナーは、ご主人から奥様へのプレゼントです。
【担当】
アドバイザー:浅井勇一 / デザイナー:大林亜希子 / 施工監理:石田篤史
before/施主様のご要望
・お爺さんが建てた思い入れのある家なので、残せる部分は残しながらリフォームしたい。
・細かく区切られた部屋を、ゆとりを感じられるようにしたい。
・キッチンが真っ暗なので、明るくしたい。
・水廻りの機器を一新して、便利なものにしたい。
after/施工後施主様のご感想
南北方向に一直線で風が通り抜けるようになりました。夏でも、あまり暑さを感じないので、エアコンを使うことが減りました。
以前は日中でも照明を点けなければ暗かったのですが、家の隅々まで陽の光が届くようになりました。