稲沢市M様邸 父が遺した家族の未来
施工データ
-築年数
36年
-施工期間
120日
-広さ
113㎡
プラン・施工上の工夫
亡くなられたお父様をとても大切に想っているご家族。
リビングの中央に仏壇を配置し、家族団欒の中心にお父様を感じてもらえるように考慮しました。
キッチンからリビング越しに開放的になったお庭を眺められるようにし、毎日の家事を楽しく感じてもらうように眺めにこだわりました。
お母様のお部屋は動線の一番奥とし、ゆっくりめの朝は自室で自分の時間を過ごせるように配慮しました。
担当/伊藤喜隆 デザイナー/北出祐子 施工監理/福島英樹
before/施主様のご要望
働き者の父が突然倒れて入院したのがリフォームのきっかけでした。
一時帰宅した時に綺麗なお風呂に入れてあげたいと、お風呂のリフォームをお願いしました。
突然決まった帰宅日に合わせて急いで工事をしていただきましたが・・・間に合わず父は他界してしまいました。
一周忌を迎え、兄弟で家族の未来について話し合った結果、父が遺してくれたこの家で、残された母が快適に安心して暮らせるようにしたいと思い、父の念願だった全面リフォームを決意しました。
after/施工後施主様のご感想
とにかく住み心地がとっても良いです。
小さい家ですが、動線を考慮して間取りを考えたのでプライベート空間とパブリック空間を上手に使い分けられます。
漆喰の調湿効果は驚きでした。
室内干しは乾きが早く、梅雨時期も快適に過ごせました。
家族の集まりも増え、離れて暮らす長男家族がリフォーム後初めて遊びに来た時あまりの変化にびっくりしていました。