名古屋市中村区T様邸 受け継がれる家
施工データ
-築年数
120年
-施工期間
115日
-広さ
168㎡
プラン・施工上の工夫
古い日本家屋ということもあり、開口が多くある家でした。構造的にも配慮し、施主様がご希望される空間に出来るだけ沿うように打ち合わせを重ねていきました。
お仕事上ご来客が多く、リビングで打ち合わせ等をされる際、キッチン・ダイニングのプライバシーを守れるよう、ロールスクリーンをご提案しました。
2階の大部屋も分割する事で部屋数を確保、年末等家族が集まる時間を大切に思われる施主様のお気持ちを形にしました。
昔は台所として吹き抜けだった天井の大梁も、2階ホールのインテリアと配し、古今が共存する家となりました。
【担当】
アドバイザー:浅井重臣/ デザイナー:杉浦千鶴/ 施工監理:林孝則
before/施主様のご要望
戦火を逃れたこの家、街中にありながら緑を感じられる空間。
育った子供たちが家族と共に帰って来られる家としても部屋数を確保し、一緒に料理を作ったり、話をしたり等楽しさを感じられる家にしたい。
また仕事上、お客様をお迎えする機会も多い為、リビングは重厚感を持たせたい。
after/施工後施主様のご感想
対面式キッチンのイメージが付かず、随分と話し合いましたが、対面型にしていただき本当に良かったですし、ダイニングとキッチンの広さが丁度いい感じです。
壁漆喰は表情があり気に入っています。
そしてクロス部分は漆喰の白色を引き立てるような色で素敵です。
また孫の為に落書きコーナーがあったり、昔の柱に描かれた成長の跡を残してもらい思い出になります。
扉でなくスクリーン等で簡易に仕切れるのは使い易いです。
大きな梁が2階ホールとトイレの中まで見えるようなインテリアとなったのが素敵です。