岡崎市K様邸 ~お母さんから引き継いだ暖かい家~
施工データ
-築年数
31年
-施工期間
30日
-広さ
47.5㎡
-施工費
430万円
プラン・施工上の工夫
当初はキッチンの移設を考えていましたが、配管の絡みで床上げが発生するため予算が上がることを考慮し、今の位置のまま、冷蔵庫の位置を変えたりカップボードを背面に新設することで使い勝手をアップさせました。
色選びで一番意識したのは、お母さまが大事にされていた家具や既設のフローリングに馴染むこと、そして明るく温かみのある空間にすること。特に暗かった廊下は照明を増やすことで解消。
キッチンの扉や梁のクロスに木目を、アクセントクロスに若草色を採用し、全体的に森のような温かさを演出しました。
【担当】
アドバイザー:石川真也/ デザイナー:桐井由里奈/ 施工監理:今井健吏
before/施主様のご要望
奥様のお母さまが亡くなられたことをきっかけに、築33年の思いの詰まったマンションをご夫婦様と娘様との3人で引継いで住むことになりました。
お母さまを介護していた時の雰囲気から心機一転して明るい気持ちで住んでいくという思いと、お母さまとの思い出の家具等を残して、これからも大事に使っていきたいという思いが合わさったリフォームです。
after/施工後施主様のご感想
ショールームで一目ぼれした、深い青緑の壁アクセントとなったUBは、一番楽しみで完成まであえて見ないようにしていた。
玄関と廊下の暗い雰囲気が、照明が2個になったこと、玄関のフロアタイルをアイボリーにしたことで明るくなった。
キッチン空間も、キッチンの木目の白とアクセントクロスの優しい黄緑の相性が良くて気に入っている。
リビング空間は、出来上がりを見たとき想像以上に既設の家具とマッチしていて驚きました。
カーテンは自身で購入したが、その黄緑に似たものを選んだことで空間に統一感が出て良かった。
リビングや廊下の梁に使用した淡い木目のクロスは、横向きに貼ったことで本物の木の梁が通っているみたいで、それだけで雰囲気が一点した。
自分たちでは思いつかないことなので提案してもらえて良かった。
今までないといいのにと思っていた梁が、空間の良いアクセントとして活きたことが嬉しい。