名古屋市西区O様邸 今・街中の介護を考える・・・
施工データ
―施工期間
60日間
―施工費用
640万円
―広さ
68m²
プラン・施工上の工夫
安全性:
寝室であった和室とリビング間の段差が5センチもあり、足を上げる事が困難な要介護3のお母様のために、玄関からほとんどバリアフリーで動線を確保し、手摺りを取り付けました。
家族の輪:
トイレを広げる事で、介護のため大人2人が入ってもゆとりがあり、リビングに面したトイレという事で音に関しても消音シートを使用し、床にはハイドロセラを用いる事で清潔を保ち、介護の対する負担を軽減するよう工夫しました。
【担当】
アドバイザー:荒木洋平 / デザイナー:杉浦千鶴 / 施工監理:山崎健二朗・中村和磨
before/施主様のご要望
・和室からリビングへの5センチある段差を解消して、家全体をバリアフリーにしたい。
・床生活だったため、ダイニングを作り椅子生活にする事でお母さんが生活しやすいようにしてあげたい。
・お母さんのために手摺りを付けたい。
・静かで明るいリビングにしたい。
・介護のためトイレを広げたい。
after/施工後施主様のご感想
今回のリフォームですが、当初の予算から考えると、あれもこれもとどんどん広がっていき、予想以上にかかってしまいましたが、今は本当に良かったと満足しています。掃除や片づけも自然に出来るようになり毎日がとても快適になりました。主人もリビングのステンドグラスのドアを帰って来て見る度に嬉しくなるようです。
こだわった無垢のフローリングも思った以上に気持ち良くあたたかな感じがします。特に今回和室を取り壊しリビングを広げた事により足の悪い母もトイレへの移動がとてもスムーズになり、又力の無い母にスライドドアは使いやすく、少しでも自立して生活してくれるのが良かったです。